2月コンビニ統計|既存店2.6%増/新型コロナ影響で中食需要増加
日本フランチャイズチェーン協会(東京都港区、渡辺裕明会長)によると、2月のコンビニ既存店売上高は8026億8200万円で、前年同月比2.6%増だった。全店売上高は8490億6400万円の2.8%増。既存店は2カ月連続のプラス、全店は5カ月連続のプラスであった。
2月は、閏年やキャッシュレス還元の効果に加え、新型コロナウィルスの影響により、マスク等の衛生用品、トイレットペーパー等の紙製品や、パン類・惣菜・冷凍食品・デザート等の中食の需要が増加した。日配食品は3.6%増、加工食品は3.8%増、非食品は3.6%増、サービスは12.2%減だった。
既存店客数は、前年同月比2.3%増の12億5706万人。総店舗数は0.3%減って5万5460店。
調査対象企業は(株)セイコーマート、(株)セブン-イレブン・ジャパン、(株)ファミリーマート、(株)ポプラ、ミニストップ(株)、山崎製パン(株)デイリーヤマザキ事業統括本部、(株)ローソンの7社。
大手コンビニ3社の2月既存店業績はセブン-イレブンのみ増収。
セブン-イレブン:売上高0.8%増、客数1.7%減、客単価2.5%増
ファミリーマート:売上高0.9%減、客数1.4%減、客単価0.5%増
ローソン:売上高0.4%減、客数1.2%減、客単価0.8%増