4月労働力調査|就業率60.3%と13カ月ぶりに増加/宿泊・飲食業は14カ月減少

総務省統計局が発表した4月の「労働力調査」では、前年同月に比べて就業者は6657万人と29万人増加し、就業率は60.3%と0.5ポイント上昇した。また雇用者も5945万人と前年同月に比べて22万人増加し、就業者も雇用者も13カ月ぶりに増加に転じた。

正規の職員・従業員数は3568万人で前年同月に比べて5万人増となり11カ月連続の増加。非正規の職員・従業員数は2039万人で前年同月に比べ20万人増加し、14カ月ぶりの増加となった。

ただし完全失業率は2.8%と前月に比べると0.2ポイント上昇している。完全失業数は194万人で前月に比べると14万人の増加だ。

卸売り・小売業の従業者数1056万人。前年同月に比べると8万人増加している。しかし宿泊業・飲食サービス業は20万人減少の353万人と、14カ月連続して減少となった。

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