10月労働力調査|就業者数6755万人/卸売業・小売業就業者前年比7万人減少
総務省統計局が10月の「労働力調査」を発表した。就業者数6755万人で、前年同月に比べ50万人増加し、3カ月連続で増加となった。
正規の職員・従業員数は3614万人で前年同月に比べ17万人増加し、5カ月ぶりの増加となった。一方、非正規の職員・従業員数は2116万人で、前年同月より34万人増加した。9カ月連続で増加だ。
就業者が増加した主な産業は「宿泊業,飲食サービス業」、「情報通信業」、「医療,福祉」など。
「卸売業,小売業」の就業者数は1048万人で、は前年同月に比べ7万人減少した。ほかにも「運輸業,郵便業」、「学術研究,専門・技術サービス業」などが減少した。
完全失業者数は178万人で、前年同月に比べ6万人減少した。16カ月連続で減少している。完全失業率(季節調整値)は2.6%で、前月と同率だった。