カタリナnews|2023年上半期の消費者の「購入数量」10%減

小売業向けデータ収集・分析を行うカタリナマーケティングジャパン(株)(東京都港区、ショーン・チュー社長)は、2023年上半期(1~6月)の消費者行動についての各指標が減少したと発表した。

「購入金額」は前年同期比96.9%と約3%減少、「購入数量」は対前年同期比90.7%と約10%と大きく減少した。「買い物回数」も対前年同期比94.7%と約5%減少した。カタリナ社のカタリナ消費者総研が調査・分析を行った。調査では日本の総合スーパー、スーパーマーケットの年間売上の6割をカバーする10兆円規模の実購買データ(POS)を扱っていて、2022年上半期(1~6月)と2023年上半期(1~6月)の両方でそれぞれ12回以上の買い物をした消費者を対象に分析した。

カテゴリー別の購入者数では調査対象46 カテゴリ中、44 カテゴリで対前年同期比で減少した。購入数量ではワイン、缶詰はじめ上位15カテゴリーで前年同期比が80%台と大きく減少した。

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