10月訪日外客数統計|251万6500人/コロナ後初の2019年比超える

日本政府観光局(JNTO)が発表した10月の訪⽇外客数は、251万6500人と、前月の218万4300人から33万3200人増加した。2019年同月比では100.8%と、新型コロナウイルス拡大後、初めて19年対比を超えた。

シンガポールをはじめとした東南アジア、米国やドイツなどの欧米豪地域等からの訪⽇客が増加したことが今月の回復率の押し上げ要因となった。国別トップ5は、韓国が63万1100人、台湾が42万4800人、中国が25万6300人、米国が21万1900人、香港が17万9300人だった。

地域別では、23市場中14市場(韓国、台湾、シンガポール、インドネシア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、米国、カナダ、メキシコ、ドイツ、イタリア、スペイン)で、10月として過去最高を記録した。カナダ、メキシコ、ドイツは単月過去最高を更新した。

なお、国際線定期便に関しては、2023年冬ダイヤ時点でコロナ禍前の約8割まで運航便数が回復し、その後も東アジアを中心に増便や復便が続いている。

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