4月SC統計|既存SC売上高4.8%増、旅行客&帰省客で客足好調

(一社)日本ショッピングセンター協会(東京都文京区、清野智会長)が4月の「SC販売統計調査」を発表した。調査対象は496ショッピングセンター(SC)。

4月度の既存SC売上高は前年同月比で4.8%増。

前年に比べて休日日数が1日少なかったものの、月後半からの気温上昇による季節商材の稼働や、ゴールデンウィークに伴う旅行客、帰省客の来館により、前年を上回った。

立地別にみると、中心地域は7.7%増、周辺地域も3.4%増となった。なかでも中心地域・大都市がインバウンド客などの来館により好調だった。関東は前年同月比4.8%増、中部は6.2%増、近畿は5.8%増。インバウンドや観光客でにぎわった北陸4.1%増、九州・沖縄は5.1%増。

業種別にみると、「ファッション」は月後半からの気温上昇により、春物商材だけでなく夏物商材も好調だった。「雑貨・化粧品」は、気温上昇やゴールデンウィークの外出需要により、紫外線対策や冷感アイテムなどが好調だった。「飲食」は国内外旅行客や近隣イベント参加客の来館、歓迎会などのグループ利用が好調で、館の売上げを牽引した。

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