7月労働力調査|就業者数6850万人36カ月増加/卸売・小売業は29万人減
総務省統計局が2025年7月の「労働力調査」を発表した。
7月の就業者数は6850万人。前年同月に比べて55万人増加した。36カ月連続のプラスとなった。男女の内訳では男性が 3713万人、女性が 3137万人。就業率は62.4%、15~64歳の就業率は80.4%。
正規の職員・従業員数は3720万人。前年同月に比べ78万人の増加。21カ月連続して増加している。一方、非正規の職員・従業員数は2128万人。前年同月に比べ14万人の増加。7カ月連続で増加した。
主な産業別就業者数を見ると、最も多いのは「製造業」の1029万人。次に多い「卸売業、小売業」は1043万人。また産業別で増加したのは、「情報通信業」30万人増、19万人増、「医療,福祉」22万人増、「教育,学習支援業」「サービス業(他に分類されないもの)」19万人増、「運輸業,郵便業」16万人増。
完全失業者数は169万人で、前年同月に比べ19万人の減少。完全失業率(季節調整値)は2.3%で、0.2ポイントマイナス。
非労働力人口は3948万人で前年同月に比べ57万人減少した。41カ月連続の減少で、就業する人が増えている。