サミットnews|杉並ドミナントの需要店舗・本天沼店302坪10/2オープン

サミット(株)(東京都杉並区、竹野浩樹社長)は、10月2日(火)、本部のある杉並区本天沼に「サミットストア本天沼店」を開店する。同区内では9店舗目となる。

本天沼店は、西武鉄道新宿線下井荻駅前店の南東1.6km、徒歩15ほどに位置する。周辺にはサミット店舗が、南西2.1kmに鷺宮店、南東2.2kmに環八南田中店、東2.7kmに善福寺店、北西2.7kmに成田東店がある。戦略的重点エリアである杉並区のドミナントを強固に保つための重要な店舗と位置付けられる。

ただし同店は敷地の形に制約があるため、サミット初となる売場レイアウトを採用する。売場面積は302坪と小型だ。売場先頭壁面にベーカリーと総菜を配置し、その向かい側に青果・精肉・鮮魚をゾーン展開する。グロサリーは店舗後方に配置して、デイリーは壁面に沿って展開する。

店舗から0.5km内商圏内の世帯数は7046世帯、人口1万3245人。単身世帯比率が51.8%と、東京都47.3%、全社平均48.4%を上回るものの、杉並区平均56.3%より低い。杉並区平均よりもファミリー世帯の比率が高く、また60歳以上のシニア層も多いことから、ファミリー向け商品の品揃えを週末に、単身・シニア向けの少量商品をウィークデイに拡充する。

青果売場の「フレッシュサラダ&カットフルーツコーナー」では、店内で製造したカットサラダやカットフルーツを販売する。ピークタイムを迎える16時以降には、でき立ての商品を販売する。また下倉田店で導入した人気のフレッシュデザートは「季節のフルーツゼリー」を新規に品揃えに加え、青果売場に専用の冷蔵ケースを導入して、ベーカリーの「プリン」「タルト」などとカットフルーツコーナーで販売する。さらに同店で初めて青果売場で「ナッツやドライフルーツ」を販売するほか、「調味料」などの加工食品も生鮮売場での関連販売を強化する。

精肉売場では、新しい取り組みとして、牛ひき肉・合びき肉の原料を生肉だけの原料に変更する。「グリルキッチンコーナー」では店内で販売している「生肉」を原料として調理した商品を揃える。また、同コーナーを総菜の温総菜と隣接させることで、即食ゾーンを形成する。おつまみやオードブルといった冷蔵商材を強化して、即食商品の比率を高める。

鮮魚売場では、「おさかなキッチンコーナー」のほか、「刺身」「冊」を売場中央の平ケースでまとめて展開する。また、店内手づくりの「煮魚・焼魚」コーナーは総菜売場でまとめて展開し、毎日夕方に「焼魚の焼き立てバラ販売」を実施する。

その総菜売場は、初めて売場先頭となるレイアウトを採用する。生鮮即食商品を総菜売場に組み込んで、買い回りしやすい売場づくりを目指す。寿司はネタを店内スライスし、かつ鮮魚の刺身売場の近くで販売する。

ベーカリー売場も、入り口先頭に配置することから、品揃え時間を通常より早める。加工食品売場は、「健康」「安心・安全」を意識した商品や「簡便」商品の品ぞろえを増やす。

同店では「おためし下さい」「サミCafe」の設置、専任の「案内係」の配置を行うことで、買い回りしやすく居心地の良い売場づくりを目指す。年商目標は18億8000万円。

本天沼店の出店で、サミットストア店舗数は東京都81店舗、神奈川県14店舗、埼玉県14店舗、千葉県4店舗を合わせて、113店舗体制となる。

■サミットストア本天沼店概要
住所/東京都杉並区本天沼2丁目42番11号
建物フロアレイアウト/地上3階建て
3階:青果(フレッシュサラダ&カットフルーツ含む)・鮮魚・精肉・作業場、グロサリーストック、冷蔵庫、事務所など
2階:売場、サミCafe、おためし下さい、おさかなキッチンコーナー(煮魚・焼魚)、総菜(グリルキッチン)・寿司・ベーカリー作業場、客用トイレなど
1階:グロサリーストック、納品口、駐車場・駐輪場など
売場面積/997.8 ㎡ (302坪)
バックヤード/777.2 ㎡ (235坪)
駐車台数/28台
駐輪台数/66台
営業時間/9:00 ~ 23:00
年間休日/年2日
年商目標/18億8000万円
店長/星野 圭司 (ほしの けいじ)
従業員数/73.7人 (正社員23.5、パートタイム・アルバイト社員50.2人)※パートタイム・アルバイト社員は173時間/月=1人で計算

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