ファミマ 今日で国内1万店を達成!

ファミリーマートが今日15日、国内店舗数1万店を達成。コンビニエンスストア上位3社が1万店を超えた。

 

ファミリーマートはいまから40年前の1973年9月、当時の西友ストアーの小型店として埼玉県狭山市に実験店舗の第1号店がオープン。ちなみに、2014年2月期(計画)に1万6222店舗となる業界No.1のセブン‐イレブンの第1号店「豊洲店」の開店は1974年5月だから、ファミリーマートのほうが先んじていたことになる。同じく1万1550店で現在No.2のローソンの第1号店は、大阪府豊中市の「桜塚店」。こちらは1975年6月開店。

 

CVS top4_domestic outlets_historical

 

その後、西友ストアーは1978年に「ファミリーマート事業部」を発足させ、フランチャイズ・システムによる本格的なチェーン化を始める。第1号店の開店から8年後の1981年9月に、西友ストアーからの営業・資産譲渡によってファミリーマートとして独立した。

 

その後も店舗数を拡大し、1997年には国内5000店を達成。さらに10年後の2007年には47都道府県への出店を実現した。そして今日、「中野中央五丁目店」(東京都中野区)、「近鉄上本町駅地上8番ホーム前店」(大阪府大阪市天王寺区)、「近鉄丹波橋駅1番ホーム店」(京都府京都市伏見区)、「長洲清源寺店」(熊本県玉名郡長洲町)の4店舗同時オープンで国内1万店となった。本格的チェーン化から19年で5000店舗、そこから16年で今度は1万店舗の達成。

 

familymart_domestic outlets_historical

 

ファミマはセブン‐イレブンと同じく今期1500店の新規出店を計画。年度末にはさらに707店増えて1万0707店舗になる予定だ。

 

コンビニ業界ではセブン‐イレブンとファミマが大量出店の戦略。一方、ローソンはレッドオーシャンとなった従来型店舗によるコンビニ市場から脱するために新規出店は控え目にして、「健康」「生鮮」を軸としたポジショニング戦略で勝負する。

 

「質」を変化させつつ「量」も拡大する。現代の競争は、この難しい課題を同時に解決していく競争に他ならない。

 

純国産コンビニ・ファミリーマートの健闘にも、声援を送っておこう。

 

 

 

 

検索キーワード: ファミリーマート コンビニエンスストア 西友ストアー セブン‐イレブン ローソン

 

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