東武ストアnews｜137坪の葛西駅前店9/29出店､Uber Eats初導入

(株)東武ストア(東京都板橋区、土金信彦社長)は9月29日(火)、東京都江戸川区に売場面積137坪のスーパーマーケット「葛西駅前店」をオープンする。東京都では25店舗目の出店となり、埼玉県24店舗、千葉県13店舗と合わせて62店舗体制となる。

同店は葛西駅から北西に100ｍに位置する。500ｍ圏内は約2万0620人・約1万1860世帯が居住する住宅密集地だ。とくに若い単身世帯やファミリー世帯を中心にしたマーケットボリュームの大きい地域となっている。葛西駅周辺には東武ストアの中葛西店、南葛西店があり、3店舗目の出店となる。

137坪の小型店だが、駅前立地の特性を活かし、営業時間を6：00～25：00として駅の利用客の需要を狙う。そこで｢少量商品｣｢簡便商品｣｢即食商品｣などを品揃え強化する。また、同社初の試みとして、Uber Eats（ウーバーイーツ）を活用したデリバリーを行う。11:00～20：00の時間限定で、デリバリー限定の「窯で焼いたピザ」や生鮮原料を使用した弁当、飲料や酒の一部など約22品目を対象にデリバリーする。

売場は農産を導入部に、和日配と精肉、奥壁面が水産、そして洋日配から惣菜を配置。出入口は1カ所にした。

農産部門では、近隣市場や産地からの直送野菜を揃える。適量商品、便利な少量サイズ、手軽なカット野菜・フルーツなど、単身者向けの商品を強化する。

水産部門では、刺身、味付魚、ミールキットといった簡便商品を揃える。冷凍コーナーでは、半調理品や切身を値ごろ価格で販売する。

畜産部門では、同社オリジナルの島根県産の｢出雲あじわい牛｣、栃木県産｢あじわい豚｣、岩手県産｢南部どり｣を揃える。また、リーズナブル価格の適量商品の一方で、ファミリー向けの徳用商品を販売する。

惣菜部門では、店内製造の惣菜・弁当・おにぎりや、高温のピザ窯で時間帯ごとに焼き上げるピザを揃える。洋風カジュアルデリは集合展開してコーナー化する。

日配・加工食品部門では、私鉄系スーパーマーケットのプライベートブランド｢Ｖマークバリュープラス｣をはじめ、ベーシック商品を中心に品揃えする。

レジはセミセルフレジを導入し、キャッシュレス決済にも対応する。

10月下旬には｢回転寿司スシロー｣が2階にオープンする予定だ。

■東武ストア葛西駅前店
所在地／東京都江戸川区中葛西三丁目34∸12
開店日／9月29日(火)
建物構造／鉄骨造３階建て
売場面積／１階東武ストア453㎡(137坪)
営業時間／6：00～25：00
駐輪台数／37台（内バイク２台）
店長／西野学（にしのまなぶ）
従業員／46名　社員9名、パート（170時間換算）37名
休業日／年中無休