イオンモールnews|’25年までに中国市場29モール体制へ/3施設の計画発表

イオンモール(株) (千葉市美浜区、岩村康次社長)は、中国市場では新たな出店エリアとなる湖南省と、湖北省武漢市、浙江省杭州市に、ショッピングモールの3施設を出店する。

イオンモールは、中国国内で4つのエリア①北京市・天津市・河北省・山東省、②江蘇省・浙江省、③湖北省、④広東省でドミナント出店し、現在21モールを展開している。今後は、さらに成長性の高い内陸部での出店を加速させ、2025年に中国国内29モール体制を計画している。

内陸部では、湖北省に加え「湖南省」を新たな出店エリアと位置づけ、「湖北省・湖南省」を内陸部の核に、出店拡大を図っていく。

■「(仮称)イオンモール長沙茶塘(ちょうさちゃたん)」 所在地/湖南省長沙市長沙県星沙街道
敷地面積/約11万5000㎡(3万4788坪)
開店予定/2024年
概要/湖南省初出店となる。出店地は長沙市内の東三環線内側に位置し、企業誘致が進む長沙経済技術開発区に隣接している。東西幹線道路「開元路」に接道し、三環線インターからも近く広域アクセスが良好で、地下鉄3号線の終着駅「広生駅」とも隣接する。長沙市初の大規模駐車場を備えたエリア最大級の商業施設となる。

■(仮称)イオンモール武漢江夏(ぶかんえなつ)
所在地/湖北省武漢市江夏区
敷地面積/約10万6000㎡(3万2065坪)
開店予定/2023年
概要/湖北省の既存3モールは武漢市の中央を流れる長江の西側に位置するが、同物件は長江の東側「武昌エリア」での初出店となる。武昌エリア南部に位置し、南北幹線道路「文化大道」と武漢市第4環状線が交わる場所に立地する。4000台を超える大規模駐車場を備えた江夏区最大規模の商業施設として開発される。

■(仮称)イオンモール杭州銭塘新区(くいしゅうせんとうしんく)
所在地/浙江省杭州市銭塘区義蓬街道
敷地面積/8万9000㎡(2万6923坪)
開店予定/2024年
概要/計画地のある銭塘区は2021年3月、新たに杭州市東部に誕生。2019年に設立された杭州銭塘新区を由来とし、杭州市西部のアリババを中心としたデジタル産業と並び、東部において半導体やICチップなどの世界級スマート製造業を担う、杭州市発展のエンジンと位置付けられている。銭塘区には日系企業約120社が進出し、日本人学校も創設されている。計画地周辺は2020年末に地下鉄7号線が開通、さらに8号線の建設や、浙江省が進めるスマートシティ「未来社区」が建設中だ。

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