エブリイnews|緑町店に「カナディアン」コーナー新設/地元ベーカリーと協力
(株)エブリイ(広島県福山市、岡崎浩樹社長)は5月9日(月)、広島県福山市のエブリイ緑町店内に「ベーカリー カナディアンコーナー」を新設する。
同社は地域密着企業として、地元の事業者と「まちメシ」「シェアキッチン」などの取り組みを進めている。今回はその第1弾として、創業73年の「ベーカリー カナディアン」(広島県福山市駅家町)との取り組みをスタートする。
エブリイは2020年4月、コロナ禍を受けて地元飲食店に向けて「エブリイ店頭スペースの無償提供」を実施した。その際に出店したのがカナディアンだったことから、今回の取り組みに至った。
今後両者は3つの取り組みで協力していく。
1つ目は、エブリイ緑町店へのコーナー設置。ベーカリーコーナー付近に「カナディアン」の専用区画を作り、その場所へパンを納品して販売する。
2つ目は、商品開発。カナディアンの商品開発シェフと共に、エブリイが世羅町に展開する自社農場「エブリイふぁ~む」の野菜や、全国の産地から発掘した食材を使ったパンの共同開発などを進める。
3つ目は、「カナディアンコーナー」導入店舗の拡大。ベーカリーが導入されていないエブリイの店舗には、カナディアンの移動販売車を敷地内に配置することも検討されている。