寺田倉庫news|羽沢横浜国大駅に初の複合商業施設「HAZAAR」’24年秋開業

寺田倉庫(株)(東京都品川区、寺田航平社長)は12月15日(金)、相鉄線「羽沢横浜国大駅」に隣接する商業施設「HAZAAR(ハザール)」を2024年秋に開業すると発表した。

HAZAARは、住みやすい街を目指し新たに開発している「HAZAWA VALLEY(ハザワバレー)」の複合商業施設として、スーパーマーケットや医療機関、認可保育園、産学民連携施設(農業支援、横浜国立大学連携施設)など、約25店舗の入居を予定している。寺田倉庫としては初めての、複合商業施設の開業となる。

HAZAWA VALLEYは横浜駅の北西約3.5kmに位置し、相鉄線の「羽沢横浜国大駅」前に誕生した。約1万6000m²の広大な敷地には、駅、住宅、商業施設、医療機関、認可保育園など生活利便性に優れた多様な機能が集積する。働き方や暮らし方が大きく変わるニューノーマル時代に、本当に住みたい街をゼロから考え、時代の流れを敏感にキャッチする「都会性」と、自然と共生する羽沢エリアならではのゆったりとした「暮らしの環境」の共存を目指し再開発している。

外観デザインは、倉庫を想起させるブリックをモチーフに取り入れることで、羽沢ならではの景観をつくり出していく。

寺田倉庫は1960年代に、横浜の物流拠点の1つであった羽沢エリアに倉庫を構えた。創業の地である東京・天王洲エリアとともに、主要拠点の一つとして羽沢エリアでも事業を育み、自社保有倉庫だけでなく、地元住民が所有している倉庫の管理・運営も行ってきた。農地と倉庫が中心であった羽沢エリアは、2019年11月に相鉄線「羽沢横浜国大駅」、2023年3月に相鉄・東急新横浜線が開通したことにより、東海道新幹線「新横浜」駅までの所要時間が4分に短縮され、渋谷・永田町・大手町など都心方面へのアクセスも向上した。

寺田倉庫が開発を進めている「HAZAAR」は、HAZAWA VALLEY内に位置し、駅前広場につながるプロムナードやマンションと一体になった複合商業施設だ。羽沢と同じく、かつて倉庫街であった天王洲エリアのまちづくりに関わってきた同社のノウハウをこの施設に活かしていく。

■HAZAAR
所在地/神奈川県横浜市神奈川区羽沢南2-44-7
売場面積/約5万㎡(1万5125坪)
開業時期/2024年秋

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