ポプラnews|無人コンビニサービス「スマートセルフ」50店舗達成
広島県に拠点を置くコンビニチェーン(株) ポプラ(広島県広島市、岡田礼信社長)は1月9日(火)、広島市のオフィス内に無人コンビニサービス「スマートセルフ」をオープンしたことにより50店舗出店を達成した。広島43店舗、東京3店舗、島根3店舗、岡山1店舗となった。
現在、スマートセルフは「広島市内」「関東エリア」「関西エリア」を出店可能エリアとしているが、今後は関東エリア、関西エリアにも展開を広げ、2025年2月までに約2倍の100店舗まで出店の拡大を目指す。
スマートセルフは、物流を含めた運営コストを合理化することで、さまざまな立地への出店を可能としたフォーマット。新型コロナウイルス収束に伴うオフィスや工場、学校、病院などの小商圏内における需要の高まりに対応可能なセルフレジを活用した無人の超小型店舗。さまざまなロケーションに合わせて設置が可能で、工事など導入費用は不要となっている。
設置先となる導入企業は電気代のみを負担する。品揃えはコンビニにある約2000アイテムの中からニーズに合わせた構成にする。現金以外の4種類約40社の決済手段に対応したセルフレジで決済できる。楽天ポイント、dポイントも付与される。
今後も自社で開発した冷凍弁当のほか、取引先とのオリジナル専用商品の開発も行いながら、ラインアップの充実を図る。ポプラでは、「スマートセルフ」を通して、「もっと身近にコンビニを」の実現を目指す。