ウエルシアnews|ウエルシア薬局堺上野芝店が専門医療機関連携薬局に認定
ウエルシアホールディングス(株)(東京都千代田区、松本忠久社長)は、ウエルシア薬局運営の大阪府堺市西区にある「ウエルシア薬局 堺上野芝店」が、12月27日に専門医療機関連携薬局の認定を取得したと公表した。
専門医療機関連携薬局は、がん等の専門的な薬学管理が必要な利用者に対して、他の医療提供施設との密な連携を行いながら、より高度な薬学管理や高い専門性が求められる特殊な調剤に対応できる薬局を言う。
薬局では患者のプライバシーに配慮した構造設備や医療提供施設との情報共有が求められる。たとえば情報共有では専門医療機関の医師、薬剤師等との治療方針等の共有、専門医療機関等との合同研修の実施、患者が利用する地域連携薬局等との服薬情報の共有が行われる。
また薬局内には学会認定等の専門性が高い薬剤師(外来がん治療専門薬剤師資格の取得)を配置しなければならない。
ウエルシアでは、12月6日に「ハックドラッグ港南台調剤薬局」で専門医療機関連携薬局の認定を取得していて、「ウエルシア薬局 堺上野芝店」は2店舗目の取得となる。地域連携薬局の取得も積極的に行われていて、1月30日時点で「ウエルシア薬局 堺上野芝店」を含め全国84店舗が認定を受けている。
地域連携薬局とは、外来受診時だけでなく、入退院時の医療機関との情報の連携や、在宅医療の際に地域の薬局と連携しながら患者の服薬情報を一元的・継続的に把握し対応できる薬局のこと。