トライアルnews|「トライアル富山マイプラザ店」開店/北陸初出店
(株)トライアルホールディングス傘下の(株)トライアルカンパニー(福岡県福岡市、石橋亮太社長)は 7月17日(水)、北陸地方初、またスマートストアとしても県内初となる「スーパーセンタートライアル 富山マイプラザ店」を富山県富山市にオープンした。
スマートストアとは、世界初の、小売りに特化した「リテールAIカメラ」や、セルフレジ機能付きの買物カート「Skip Cart®」など、トライアルが独自に開発したIoT技術やAI技術を導入し、データの利活用をもとに新しい購買体験を提供したり、効率的な運営を可能にしたりする店舗形態を指す。
「Scip Cart®」は、「セルフレジ機能付きの買物カート」。専用のプリペイドカードをカートに登録し、付属するスキャナーで顧客自らが商品バーコードを読み取る仕組み。通常のレジでの商品登録や会計の手順を省き、専用ゲートを通過するだけでキャッシュレス会計を済ますことができる。
今回、「富山マイプラザ店」に80台導入される「Skip Cart®」は、国内222店舗目、北陸地方初の本格導入となる。この「富山マイプラザ店」のオープンにより、「Skip Cart®」の稼働台数は約2万台で、世界一の稼働数となる。
小柄な人や高齢者を含むさまざまな利用者のUX向上を目指し、「軽い」「画面が見やすい」「商品を入れやすい」設計となっている。また、商品のスキャン漏れを知らせる機能や、顧客の属性や購買履歴などのデータを活用して、一人一人に最適な商品をAIが選択し、タブレット上で勧めるレコメンド機能も搭載されている。
「インストアサイネージ™」は、野菜コーナーなどの売場に合わせた映像や写真のオリジナルコンテンツだけでなく、音声付きで店内一斉放送することができる。館内の音声と連動して出来立ての惣菜を知らせたり、季節や催事に合わせた訴求コンテンツを配信したりすることができる。また、「インストアサイネージ™」を活用したプロモーションにより非計画購買を促すことができ、売上げ増加にもつながっている。具体的には、焼き芋の出来立てオンデマンド放映をしたところ、「インストアサイネージ™」を設置していない店舗に比べて売上げが114%アップした。今回、「富山マイプラザ店」には10台が導入され、稼働台数は約2200台となる。
「富山マイプラザ店」のおすすめ惣菜は3品。
「三元豚のロースカツ重」は、年間約700万食を売り上げるトライアルの惣菜の人気No.1商品。ミシュランの星を獲得した店で修業を積んだシェフが手掛けた一品で、とろとろ卵のあんがかかった肉厚のとんかつかは食べ応え十分。価格は 299円(税込み、以下同じ)。
「自社製おはぎ」は、北海道産の小豆と国産もち米を使用している。自社製造することで、1個160gという圧倒的なサイズを実現できた。低糖で甘さ控えめな味付け。1個120円、3個300円。
「こはく本舗カレー」は、自社オリジナルの中辛濃厚で食べやすいカレールーに、三元豚ロースカツをのせ、うま味たっぷりの特製ソースで仕上げた、ボリュームのある商品。429円。
■スーパーセンタートライアル富山マイプラザ店
所在地/富山県富山市堀川町355-3
開店日/7月17日 (水)
営業時間/24時間 (年中無休)
取扱商品/生鮮食品、食品、弁当・惣菜、酒、日用品、他
駐車場/あり