イオンモールnews|旧オトカリテ再開発事業を開始/千里中央駅前活性化
イオンモール(株)(千葉市美浜区、大野惠司社長)は千里中央地区(大阪府豊中市新千里東町)に所有する旧オトカリテ敷地と道路上空の再整備を検討する。
オトカリテとは北大阪急行・大阪モノレール千里中央駅前のファッションモールで、大丸松坂屋百貨店が手掛けていたが、その後イオンモールの運営となった。
千里中央地区では、まちびらきから半世紀が経過した街の活性化・機能更新・機能拡充を実現するため、2016年から、大阪府、豊中市と権利者が参加する千里中央地区活性化協議会において、官民協働による今後のまちづくりの検討が進められている。
イオンモールは、同協議会で検討する土地区画整理事業について、豊中市、エイチ・ツー・オーリテイリング(株)、阪急阪神不動産(株)と連携・協力しながら進めている。また、土地区画整理事業の進捗を鑑みて所有する敷地(旧オトカリテ敷地)及び道路上空の再整備を検討する。
具体的には、千里中央駅(せんちゅうパル)と接続した施設外周や通り抜け等の歩行者動線や屋内アトリウム等を整備することで、地区内回遊性の向上を図る。また、高度利用により、商業機能を中心に業務機能、多様な潜在需要を受け入れる宿泊機能、宿泊機能と連携し「人生100年時代」を見据えた高度医療機能等の高次都市機能を導入した複合施設を検討する。