ドンキnews|11/24「クラスポ蒲郡店」「京都山科店」で400店舗達成
(株)ドン・キホーテは2017年11月22日(水)に「MEGAドン・キホーテクラスポ蒲郡店(愛知県蒲郡市)」と「MEGAドン・キホーテ京都山科店(京都府京都市)」の2店舗をオープンする。
クラスポ蒲郡店はショッピングスクエア「クラスポ蒲郡」への出店。複合商業施設からの要請に応じて比較的低コストでテナント出店を行う「ソリューション出店」に当たる。
京都山科店は、京都市営地下鉄東西線「椥辻駅」から徒歩約2分の立地に出店。店舗の外観は街の景観にあわせた和風の装飾で、歌舞伎座をモチーフにしたエンターテイメント性のある空間演出をする。
両店ともに衣食住フルラインのファミリー向けMEGAドンキ店舗。
この11月22日の2店舗の出店で、国内外のドン・キホーテグループ店舗数は400店を達成する。
1980年に(株)ジャスト(現:株式会社ドンキホーテホールディングス)を設立、1989年に総合ディスカウントストア「ドン・キホーテ」1号店を開店以降、首都圏での多店舗化を経て、2000年に東証一部上場を果たした。2007年には、(株)長崎屋を連結子会社とし、その後、出店エリアを全国に拡大するとともに、食品を扱う総合スーパー化を進めている。
2013年には純粋持株会社体制に移行し、独自の業態開発やM&Aによって店舗ネットワークを拡大し、連結売上高8200億円を超える総合小売グループになった。総合スーパーを展開する企業の中でその独自のポジショニングを築いて、ひとり気を吐く。
店舗は、売場面積300㎡から1万㎡までを柔軟にこなす。「ドン・キホーテ」「MEGAドン・キホーテ」「ピカソ」、さらに買収したDIYの「ドイト」などの店舗バナー(ブランド)で、店舗サイズや店舗構造、立地や商圏に応じて店舗フォーマットをマルチに展開する。
2017年8月24日の(株)ユニー・ファミリーマートホールディングス傘下の(株)ユニーとの業務・資本提携は業界を驚かせた。ユニーは2016~18年度にかけて36店の閉店を計画しているが、その中からドンキホーテホールディングスが物件を選定し、ドンキとして活用する。また両社は、2017年内にディスカウントストアの運営会社としてユニーが100%出資の子会社を設立する計画だ。
海外では、2006年より米国ハワイ州でドン・キホーテUSAを3店舗展開するほか、2013年には米国カリフォルニア州及びハワイ州に計10店舗を展開するマルカイコーポレーションがドン・キホーテグループの傘下に入った。さらに直近では、2017年9月に米国ハワイ州に24店舗のスーパーマーケットを展開するQSIが加わり、米国内のドン・キホーテグループは37店舗。
今日の流通スーパーニュースでも報じたが、シンガポールでは「DON DON DONKI」1号店を12月1日に出店する。タイへの出店も決定していて、東南アジアでの展開が進む。
ドン・キホーテグループは2020年にグループ500店舗を目指した体制整備を目指す。M&Aを含め、国内外の出店はますます加速している。
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