阪急オアシスnews|旧大阪三越伊勢丹跡にEATALY進化版「Kitchen&Market」
(株)阪急オアシスは、4月1日、LUCUA osaka(ルクアオオサカ)地下2階に「キッチン&マーケット」をオープンする。LUCUA osaka は、JR西日本SC開発(株)が運営するファッションビル。2011年に進出したJR大阪三越伊勢丹が2015年に撤退。そのあとがルクアオオサカとなったが、その地下2階に食エリアとして新たに誕生する「LUCUA FOOD HALL」(ルクアフードホール)の核店舗としての出店となる。
「LUCUA FOOD HALL」は860坪のスペースに、物販のマルシェ(市場)だけでなく、購入した商品をその場で食せる喫食スペース、販売される食材を使った料理が食べられるクイックイート、ダイニングレストランで構成される。つまり、フードホールをほぼ担うのが阪急オアシスとなる。
「キッチン&マーケット」は、”買う・食べる・集まる”をコンセプトとする。食材や惣菜、グロサリーの物販エリアとダイニングエリアなど7つのエリアに区切って、食に関する新しい楽しみ方を提供する。また、売場ごとに専用レジを配置して、そのエリアで決済を済ませたいというお客の利便性を図る。7つの特徴はまさにグロサラントを超えたイータリー進化型を体現している。
第1は、イタリア食材をメインに異国情緒漂う“イタリアンフードマーケット”を切り口にした「メルカ」エリア。朝はコーヒーとパニーニ、ランチは窯焼きピッツァや自家製生パスタデリ、夜は生ハム&チーズのバルメニューなどを提供する。チョコレートは400種類以上を揃え、イタリアの老舗チョコレートブランド「Venchi(ヴェンキ)」を1粒から量り売りする。チョコレートジェラートや、熱々のチョコレートをその場でかけて仕上げるチョコケーキなど、スイーツも提供する。
また自家製パスタ工房でつくる生パスタは500円から、エスプレッソコーヒーは88円、17時からは500円でグラスワインが飲めるコーナーなど、梅田のオフィスワーカーをターゲットにリーズナブルな価格を設定している。
第2は、和から洋までのスイーツを揃える「スイーツアットホーム」エリア。
第3は、生鮮“マルシェ”「フレッシュガーデン」エリア。
毎日の生鮮食材を提供するほか、サラダバーや、魚のプロが握る寿司、石釜で焼き上げるハンバーグや熟成肉ステーキが味わえるダイニングを設ける。店内で購入した食材を持ち込み、BBQが楽しめるセルフコーナーが併設されている。
第4は、“デイリー&クイック“に食が楽しめる弁当&惣菜コーナー 「デリステーション」エリア。弁当は、約20種類を揃える。ほかに、棒ヒレカツが名物の「KATSU屋」、創作メニューの「SAKANA」、鶏のから揚げと鶏惣菜の「鶏三昧」、店内加工のだし巻きたまごやキッシュを提供する「TAMAGO DELI」、 白米・玄米・十五穀米のおにぎり専門店の「Onigiri本舗」の5つのショップが出店する。
第5は、こだわりのグロサリーを揃える「グルメコーナー」エリア。缶詰250種類、「青い森の天然青色りんごジャム」や、広島の花房養蜂園とコラボした限定商品「はな房 はちみつ」を扱う。
第6は、「ラ・プチ~ブーランジュリー~」エリア。ブーランジュリーとはフランス語でパン屋の意。店内工房で焼いたクロワッサンをメインに、バゲットや食パンはもちろん、食事系からデザート系パンまで約50種類のパンを販売する。
第7は、 「ミート&イートスクエア」エリア。「キッチン&マーケット」の中央に位置させた100席以上の喫食スペースだ。ソフトドリンクやアルコールも提供する。ほかのエリアで購入した惣菜や弁当を持ち込むことももちろんできる。
千野和利現会長兼社長の集大成ともいえる内食と外食を融合させた阪急オアシス版イータリー進化型がお目見えする。
■LUCUA FOOD HALL概要
住所/大阪市北区梅田3-1-3 地下2階
営業時間/10:00~23:00
定休日/不定休
店舗数/15店舗
エリア面積/約2850㎡(864坪)
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