セブン-イレブンnews|ベトナム大学生6名のインターンシップ受け入れ開始
(株)セブン‐イレブン・ジャパン(東京都千代田区、古屋一樹社長)は7月30日(月)から、ベトナムの大学生のインターンシップの受け入れを開始した。
この取り組みは2017年9月にベトナム主要大学6校と締結した国際協力に係る覚書に基づくものだ。6大学は、「ハノイ国家大学外国語大学」「国家大学ホーチミン市人文社会科学大学」「貿易大学」「ハノイ大学」「ホーチミン市工業大学」「ドン ア大学」 。
今回のインターシップの受け入れは、この6大学の中の「ホーチミン市工業大学」から3名、「ドン ア大学」から3名の6名を対象とした。期間は、7月30日から来年2019年の6月28日までの11カ月間。目的は、セブン‐イレブンの経営を学ぶことで、ベトナムの学生を将来、社会で活躍できる人材として育成することだ。
研修は「本部研修」「店舗実習」「課外活動」の3工程で実施される。
本部研修では、店舗で実習するための予備知識を学ぶ。また、経営数値の仕組み、マーケティングなど店舗経営の基礎知識を習得する。
店舗実習では、本部研修で学んだ知識をもとに、店舗で業務を実践する。
課外活動では、大原学園での会計簿記研修を行い、一般的な会計の知識を習得する。また、ビジネスマナーの研修参加と検定受験、日本語レベルの検定受験を行う。さらに、歌舞伎鑑賞など文化体験に参加して、日本についての知識を深める。
セブン‐イレブンの経営は、小規模店舗だが、一つの企業としての経営要素が凝縮されている。そのため、店舗運営に従事することで、売上げ・経費・利益などの経営数値を理解することができる。また、発注や陳列、レジ業務や接客などの実務を通じて、商圏分析や販売予測などのマーケティングの基礎を修得することができる。
修了後は学んだ知識を活かして、現地ベトナムの小売業への貢献や日本での就職など、多くの可能性が開かれる。