関西スーパーnews|子会社KSPの運営する「神戸赤松台センター」8/29竣工

(株)関西スーパーマーケット(兵庫県伊丹市、福谷耕治社長)の子会社で、物流センターの運営を行う(株)KSPが、「神戸赤松台センター」を8月29日(水)に竣工した。

同施設は、鉄骨造3階建てで延床面積は1192坪。1階が「神戸セントラルキッチン」、3階は「神戸プロセスセンター」で、2階には見学者通路が設けられている。

1階の「神戸セントラルキッチン」では、巻寿司、いなり寿司、助六、ちらし寿司、おにぎりセット、半製品、キット製品など、炊飯・米飯製品を製造する。

3階の「神戸プロセスセンター」では、ミニトマトのパック製品、かぼちゃのブロック、スライス製品、各野菜の小分け製品など、野菜・果物の加工製品を製造する。

9月9日(木)から試験稼動を行い、9月18日(土)からは炊飯・米飯製品および野菜・果物の加工製品の供給を開始する。その後、順次供給店舗を拡大し、11月下旬に全店への供給が始まる。

同施設は、最新鋭の機器で生産性の向上を図る。衛生区、準衛生区、汚染区の「陽圧・陰圧」コントロール、ワンウェイ動線レイアウト、HACCPの認定取得を念頭に、金属探知機やX線探知機での2重チェック体制を導入する。それにより安全で安心な製品の供給を目指す。

*HACCPとは「Hazard(危害)」「Analysis(分析)」「Critical(重要)」「Control(管理)」「Point(点)」の略語。食品を製造する際に安全を確保するための管理手法のこと。食品の製造・出荷の工程で、どの段階で微生物や異物混入が起きやすいかという危害をあらかじめ予測・分析して、被害を未然に防ぐ方法。

■神戸赤松台センター 概要
住所/兵庫県神戸市北区赤松台1丁目2番地25号
建物構造/鉄骨造3階建て
延床面積/3933.01㎡(1192坪)

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