カスミnews|障がい者の自立支援目指す「カスミみらい」9/3設立

(株)カスミ(茨城県つくば市、石井俊樹社長)は9月3日(月)、障がい者の雇用促進のための新会社「(株)カスミみらい」を設立した。

カスミみらいは、障がい者を雇用して、カスミ全店で販売する野菜などの加工・包装を業務として、働きがいと自立を支援する。新会社の事業開始は、2019年2月を予定している。それまでに「障害者の雇用の促進等に関する法律(障害者雇用促進法)」に定める特例子会社の認定に向けた申請を行う。

現在、障害者雇用率制度により、事業主には、法定雇用率(2018年4月1日から民間企業の法定雇用率は2.2%)以上で、障がい者を雇用する義務が課せられている。企業が障がい者の雇用を促進する目的でつくるのが特例子会社だ。一定の要件を満たすことで特例として、その子会社に雇用されている労働者を、親会社に雇用しているとみなして、実雇用率を算定できる。これを特例子会社制度という。2018年7月末現在で、同社の障害者雇用率は2.59%になる。

新会社のカスミみらいは、3つのみらいを掲げて設立された。

(株)カスミみらい 概要
代表取締役社長/生井義雄(なまいよしお)
所在地/茨城県つくば市西大橋599-1
設立日/2018年9月3日(月)
事業開始日/2019年2月(予定)
事業内容/野菜の加工・包装
設立時資本金/5000万円
株主/(株)カスミ

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