ファーストリテイリングnews|「国連グローバル・コンパクト」に署名
(株)ファーストリテイリング(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は10月17日に「国連グローバル・コンパクト(UNGC)」に署名したことを発表した。
国連グローバル・コンパクトは、国際社会の持続可能な成長を実現するため、企業や団体に対して責任ある行動を求めるというイニシアチブで、1999年の世界経済フォーラムで当時のコフィー・アナン事務総長が提唱した。
2018年10月末現在、世界中で1万2000以上の企業・団体が参加している。
■国連グローバル・コンパクトの10原則
人権
原則1: 人権擁護の支持と尊重
原則2: 人権侵害への非加担
労働
原則3: 結社の自由と団体交渉権の承認
原則4: 強制労働の排除
原則5: 児童労働の実効的な廃止
原則6: 雇用と職業の差別撤廃
環境
原則7: 環境問題の予防的アプローチ
原則8: 環境に対する責任のイニシアティブ
原則9: 環境にやさしい技術の開発と普及
腐敗防止
原則10: 強要や贈収賄を含むあらゆる形態の腐敗防止の取り組み
ファーストリテイリングは「服のチカラを、社会のチカラに。」というサステナビリティステートメント(宣言)をすでに掲げており、今後もUNGCの10原則を支持しつつ、社会の持続的な発展に貢献していく。
UNGC署名企業は、国内ではイオン、セブン&アイ・ホールディングス、良品計画、ASKUL、ユニー・ファミリーマート、J.フロント リテイリングなど大手チェーンや百貨店が多い(国連グローバル・コンパクトHPより)。