三越伊勢丹news|新宿駅南口「SOUTH GATE新宿」ビルを294億円で売却

(株)三越伊勢丹ホールディングス(東京都新宿区、杉江俊彦社長)は、完全子会社の(株)三越伊勢丹が所有する新宿駅南口にある「SOUTH GATE新宿」を売却する。経営資源の有効活用による資産の効率化と、財務体質の強化を図るためだ。


土地2696.89㎡、建物1万5947.93㎡を約294億円で売却する。売買契約締結日は11月30日、物件引渡日は、2019年1月17日を予定している。

三越伊勢丹では業績が低迷するなか、人員削減や郊外の不採算店舗の閉鎖などを進め、首都圏旗艦店への投資を集中させている。この売却益を新宿伊勢丹の旗艦店に投資すること「選択と集中」を図る。そごう・西武も構造改革を進め、首都圏戦略を打ち出している。儲かる店舗へ資源を集中させる作戦こそ、現在の日本の百貨店のサバイバル戦略である。

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