コメリnews|コメリ災害対策センターと静岡県吉田町12/12災害時協定締結
(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)が設立したNPO法人コメリ災害対策センターと、静岡県吉田町は、「災害時における物資の供給に関する協定」を12月12日(水)に締結した。このセンターの支援協定締結件数は、吉田町が840件目で、静岡県内では13件目となる。
NPO法人コメリ災害対策センターは、コメリのESGi活動の一環として設立された。災害発生時に必要な物資を、必要な場所に必要な量、安定的に供給することを目的としている。
協定書締結式は12月12日(水)に、コメリパワー吉田店の駐車場で開催する。災害時の仮設避難所として利用できるエアロシェルターを備えていて、そのお披露目も兼ねている。また、協定書締結式後は、静岡県初出店の超大型店「コメリパワー吉田店」の内覧会を行う。その際、防災用品や災害発生時に必要となる資機材をはじめ、さまざまな商品が紹介される。
協定締結により、平常時・相互の連絡体制および物資の供給についての情報交換や、吉田町の防災訓練、住民の防災意識の啓発ための事業を行う。
また、災害時に吉田町は、NPO法人コメリ災害対策センターに、物資の供給および運搬を要請する。供給する物資は、ブルーシート・ロープ・軍手・土のう袋・毛布・使い捨て食器・ポリ袋・飲料水・ポリタンク・大型石油ストーブ・投光器・懐中電灯・乾電池・救急ミニトイレなど。ほかにも、吉田町が必要と認めて、NPO法人コメリ災害対策センターの調達が可能な物資(有償)。
■NPO法人コメリ災害対策センター 概要
所在地/新潟県新潟市南区清水4501番地1
代表者/理事長 捧雄一郎(ささげゆういちろう)
活動内容/災害発生に伴う災害時支援協定締結先等への必要物資の供給、広報誌サポートやホームページでの災害対策関連情報の提供、災啓発活動、防災訓練への参加
支援協定締結件数/839件(2018年11月27日現在)*吉田町は840件目
静岡県内締結数/12件*吉田町は13件目
過去の主な対応実績は以下。
2011年3月 東日本大震災(土のう袋、長靴など103品目※10tトラック換算で60台分の物資搬送)
2014年8月 広島市土砂災害(土のう袋85万5000枚)
2014年9月 御嶽山噴火(ブルーシート、ホッカイロ、お茶)
2016年4月 熊本地震(ブルーシート、土のう袋、使い捨て食器、飲料水等25団体からの要請)
2016年8月 台風第10号(岩手県からブルーシート、土のう袋、スコップ、手指用消毒液等の要請)
2018年7月 平成30年7月豪雨(土のう袋、軍手、角スコップなど150品目)