コンビニnews|コンビニ店舗配送車両の駐車場共同利用を開始

(株)セブン‐イレブン・ジャパン、(株)ローソン、(株)ファミリーマートのコンビニ大手3社は、経済産業省支援のもと、1月15日から店舗配送用車両の駐車場を共同利用する。

都市部の繁華街では、店舗配送用トラックを駐車するスペースが少ない。道路に横付けするケースもある。人手不足により配送車両の2名乗務体制を維持することも難しくなっている。都内では2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会、大阪では2025年国際博覧会といった国際イベントも控える。安定的に駐車場を確保することが喫緊の課題だった。

そこで3社は、いずれかの店舗が近接する場所では駐車場を共同利用することで、持続的な店舗配送物流を維持していく。

1件目は、千葉県船橋市のセブン‐イレブンとローソンがそれぞれの店舗に近接するコインパーキングの一部区画を改修して駐車場を確保する。

2件目は、セブン‐イレブンとファミリーマートが共同利用する駐車場となる。

コンビニは全国に約5万8000店舗ある。大手3社の国内店舗数は、5万2000店弱だから約9割を占める。そのうち都心部の駅前や繁華街で駐車場のない店舗は2~3割に上ると見られている。

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