丸久news|惣菜・弁当&精肉・鮮魚加工「デリカ・プロセスセンター」20年9月稼働
(株)リテールパートナーズ(山口県防府市、田中康男社長)の連結子会社(株)丸久は山口県防府市に「(仮称)丸久デリカ・プロセスセンター」を建設する。投資額は70億円。敷地面積9043坪、延床面積4240坪で着工は2019年3月。竣工は2020年5月、稼働は2020年9月を予定している。
センター開設は、2018年4月に発表した中期経営計画に基づくもので、スーパーマーケット事業における物流体制、物流機能の再編を目的としている。さらに採用状況、労働環境、物流事情が厳しさを増すなかで、積極的に新規出店をしていくための丸久グループの成長戦略の要になる。
センターでは惣菜・弁当を製造するほか、店舗で行う精肉や鮮魚の生鮮食品の加工を集中処理する。これによって店舗における作業負担を軽減する。最新の設備を導入して商品の加工をするが、できあがった商品をセンターから各店舗へ輸送する際も、温度管理・衛生管理を一元的に行う。もちろん、今後のHACCP(ハサップ)の義務化と食品表示法の改定に備えて、高度な安全管理体制を整備する。
センターの計画地は低温物流センターに隣接しているため、混載運用を簡素化して物流効率を高める狙いもある。
■(仮称)丸久デリカ・プロセスセンター 概要
所在地/山口県防府市大字江泊2477-1、2178-1
敷地面積/2万9894㎡(9043坪)
延床面積/1万4016㎡(4240坪)
機能/精肉・水産食品のパック加工、弁当、惣菜製造
投資予定額/70億円
着工予定/2019年3月
竣工予定/2020年5月
稼働予定/2020年9月