イズミnews|ゆめタウン廿日市(広島県)にカート型セルフレジ20台導入

(株)イズミ(広島県広島市、山西泰明社長)は1月23日(水)、「ゆめタウン廿日市」(広島県廿日市市)に、カート型セルフレジ「ゆめピ!レジ」20台を導入した。

「ゆめピ!レジ」は、(株)マーケティング・グラビティ(東京都港区、浅井洋一社長)が運営するタブレット付きカートサービス「ゆめピ!Powered by ショピモ」に、東芝テック(株)(東京都品川区、池田隆之社長)が開発したカート型セルフレジシステムを搭載したもの。「ゆめピ!Powered by ショピモ」は売場のマップやその日のチラシ、おすすめ商品や商品を使ったレシピの紹介が表示される販促ツール。限定の割引クーポンの表示もある。

「ゆめピ!レジ」は、「ゆめピ! Powered by ショピモ」に付いているカードリーダーにイズミのポイントカード「ゆめカード」をかざしてログインする。カートに備え付けられたスキャナで購入したい商品のバーコードを読み取り、最後に専用レジで会計する。現金、クレジットカード、電子マネー「ゆめか」のいずれかで決済する。タブレットには商品明細と合計金額が表示されるため、リアルタイムで買上げ商品の情報を確認できる。さらにポイント付与などの販促対象商品の前を通ると画面上にお知らせが表示されるため、お得情報が入手できる。

■「ゆめピ!レジ」画面イメージ

店舗側のメリットは3つある。
1つ目は、レジ業務の軽減。2つ目は、顧客にレジ待ちのない快適な買物環境を提供できる。3つ目は、 カートのスキャン内容に合わせた販促が打てることで購買促進につながる。

「ゆめタウン廿日市」では2018年6月から約2カ月にわたって「ゆめピ!レジ」の実証実験を行った。実験では、通常レジやセルフレジに比べて、顧客1人当たりの会計にかかる時間が最大で3分の1にまで大幅に短縮できた。また、お客からも「レジが混まないからスムーズに買物ができる」「かごに入れながら買物の途中で合計金額がわかる」といった好評価だった。

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