良品計画news|かつての同胞ファミリーマートへの商品供給を終了

(株)良品計画(東京都豊島区、松﨑曉社長)は、ファミリーマートへの商品の供給を1月28日(月)で終了したと発表した。

ファミリーマートも良品計画も、もともとはセゾングループが発祥だ。(株)ファミリーマートは、1972年に西友ストアー企画室に設置された小型店担当に始まる。78年には西友ストアーファミリーマート事業部が発足して4店舗を出店。81年には、西友ストアーから独立して(株)ファミリーマートが誕生する。

一方の「無印良品」は80年に、西友のプライベートブランドとして誕生した。その時の品目数は、家庭用品9アイテム、食品31アイテムのわずか40アイテムだった。そして1989年良品計画が設立され、翌90年に(株)西友から無印良品の営業権を譲り受ける。

そうした両社の関係から40年近くにわたって、ファミリーマートで無印良品を販売してきた。しかし、無印良品の店舗数の増加とネット販売の広がりで、ファミリーマート店頭での売上げは伸び悩む。そこで徐々に無印良品の売場スペースを縮小していた。そして今回、ファミリーマートは「無印良品」の販売を終了する。

1月30日、あるファミリーマート店舗では在庫処分のために無印良品の全品を半額セールしていた。

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