ニトリnews|ペットボトルのリサイクルでカーペット・ラグ製造

(株)ニトリホールディングス(札幌市北区、白井俊之社長)は、タイの首都バンコクにあるタイネゴロ社を子会社化した。これによってペットボトルを原料にした再生ポリエステル綿を使用したPBのカーペット・ラグを製造していく。

タイネゴロ(株)を子会社化したのは2018年5月。ニトリホールディングスと(株)ニトリ、(株)ホーム・デコのグループ3社で全株式を取得している。

タイネゴロ社は再生ポリエステル綿を使用したカーペットの製造を業務とする。さらに難燃剤、抗菌剤など特殊な機能を持つ再生ポリエステル綿の製造、また極細のナイロン糸を再生ポリエステル綿に巻きつけた特殊な “ラップ糸” でかさ高性の高い紡績糸を製造するなどの技術を持つ。再生ポリエステルの敷物を日本に提供している唯一の海外工場だ。

500㎖のペットボトル約100本の再生ポリエステル綿で、ニトリの6畳カーペット1枚分を製造することができる。ニトリでは、これらのカーペットには「Neco」ロゴを添付して環境にやさしい商品として訴求していく。リサイクル繊維の利用率を増やすことで、CO2排出量とエネルギー消費量の環境負担低減につなげていく。

■THAI NEGORO CO.,LTD. 概要
所在地/576 MOO 4 BANGPOO INDUSTRIAL ESTATE SOI11, PRAEKSA, MUANG, SAMUT PRAKARN, THAILAND
代表者/武田政則 (現 ニトリホールディングス常務取締役 グローバル商品本部本部長兼ニトリ商品部ゼネラルマネジャー)
株式数/172万4000株
事業内容/カーペット製造

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