ヤマダ電機news|大塚家具と業務提携/「家電住まいる館」事業で相互協力
(株)ヤマダ電機(群馬県高崎市、三嶋恒夫社長)は2月15日(金)、(株)大塚家具(東京都江東区、大塚久美子社長)との業務提携を発表した。
業務提携により、大塚家具はヤマダ電機の「家電住まいる館」事業に関して、家具販売のノウハウや、人的リソースの提供を行う。一方で、ヤマダ電機は大塚家具に対して、家電やリフォーム等の家具販売以外の分野のノウハウの提供を行う。相互が協力することにより、住まいのトータル提案ができる人材を育成する。
また、ヤマダ電機の「家電住まいる館」で販売する商品に関して、大塚家具による商品企画、開発輸入、卸売が検討される。さらにお客の要望があれば、大塚家具のオリジナル商品を提供することも検討される。
ほかにも、法人分野では、提携ホテルや旅館への家電・家具の納入や、物流やリフォーム分野での協業も視野に入れていく。相互の強みを活かし、両社の持つノウハウを共有することで、消費者ニーズにきめ細やく対応するとともに、さらなる企業価値向上を図る。
大塚家具は2月15日(金)に本決算を発表している。売上高は373億8800万円(前期比9.0%減)、営業損失は51億6800万円(前期は51億3600万円の損失)、経常損失は53億1300万円(前期は51億4400万円の損失)、純損失は32億4000万円(前期は72億5900万円の損失)と、経営状況は厳しい。
■大塚家具 概要
所在地/東京都江東区有明3-6-11
代表者/大塚久美子 代表取締役社長
事業内容/家具・インテリアの販売事業
資本金/10億8000万円