マツキヨnews|近畿大学と包括連携協定締結でPB開発・人材養成・奨学金創設
(株)マツモトキヨシホールディングス(千葉県松戸市、松本清雄社長)と近畿大学(大阪府東大阪市、細井美彦学長)は2月26日(火)、包括連携協定を締結した。
細井美彦近畿大学学長(左)松本清雄社長(右)
具体的には3つの取り組みを行う。
第1に、プライベートブランド商品の共同研究を展開し、健康に関する各種プロジェクトを設置する。学生・教員から商品プランを募集して、商品開発、流通、パッケージデザインなどマーケティングの全てを産学連携で行う。 また、管理栄養士を活用した健康レシピの研究や共同考案、健康増進相談会などを実施する。
第2に、学生向け講座を開設する。 薬学部・農学部を中心とした全学部の学生を対象に、登録販売者資格取得支援講座や、社会人基礎力を養うためのヒューマンスキル講座などを検討していく。健康寿命延伸に向けて、地域医療の中核を担う薬剤師・登録販売者の養成を図る。
第3は、マツモトキヨシ奨学金を創設する。学生を対象にした給付奨学金制度を、2019年4月1日から実施する予定だ。
14学部48学科の幅広い学問領域を誇る近畿大学との包括連携協定により、さまざまな分野で互いの特性を生かした研究や商品開発、人材育成を行う。なお、マツモトキヨシHDが西日本の大学と連携協定を締結するのは初めてのことである。