ローソンnews|レンタル&EC商品の返却・返品サービス「スマリSMARI」開始

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は4月1日(月)から、配送後の戻り便を活用して、レンタル商品やEC商品の返却や返品を受け付ける「スマリSMARI」サービスを開始する。東京都内のローソン100店舗で扱う。


[専用BOXイメージ 高135cm×横55cm×奥行き66cm]

スマリSMARIは、納品後のトラックの戻り便を活用して、専用BOXに入れられたレンタル品やECの返却・返品商品をドライバーが回収する。既存の物流網を活用するため、新たな人員手配は不要になる。また、店舗では専用BOXに入れるだけで返品作業が完了するため、返品に伴うレジ作業時間の削減が図れる。

ローソンは、全国に1万5000店舗を展開している。専用配送センターからは多い日で、1店舗当たり7~8回の納品がある。この物流網を活かす仕組みとして三菱商事がスマリSMARIを設計開発した。

すでに既存の物流網を活かして、ローソンでは2018年3月から「ローソンフレッシュピック」のサービスを東京都と神奈川県の1600店舗で実施している。

顧客は利用する対象サービスのサイトで取得したQRコードを、ローソン店内に設置した専用BOXにかざして読み取る。すると、専用BOXのドアが開錠されて、同時にラベルが印刷される。ラベルを対象商品に貼付して、専用BOXに入れてドアを閉める。ラベルには、住所、氏名などの個人情報が印字されないため、プライバシーが保護された状態で返品配送が行われる。

ローソンと三菱商事は、今後展開店舗の拡大を検討していく。

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