サミットnews|30年ぶりにレジ袋のデザイン一新/メッセージを絵で表現
サミット(株)(東京都杉並区、竹野浩樹社長)は、レジ袋のデザインを一新する。意外なことだが、30年前に導入されてから初めてとなるデザイン変更だ。
新デザインは、事業ビジョン「サミットが日本のスーパーマーケットを楽しくする」を表現したもので、一つひとつの絵にメッセージ性が込められた。ストーリーは社会や環境のなかでの循環を表している。
デザインには5つの思い(絵柄は左から順番)が描かれている。
1番は、サミットを象徴する若葉マークの上に、店舗のある街があり、花や音符、サッカーボールを織り交ぜて、楽しさを表現した。太陽と星は昼夜を問わずという意味で、毎日サミットで買物をしてほしい「Everyday Summit!」の思いを表している。
2番は、環境に優しい物流を表した「ECO-FRIENDLY LOGISTICS」。海、田畑などから自然の恵みを享受する。それを、環境に優しい物流で、工場、市場を経由してトラックで店舗に運搬する。その様子を表現した。
3番は、地域との繋がりの「SHARE MOMENTS WITH US」。店舗からハートが溢れ出て、従業員が手を上げて顧客を迎える。子ども連れのお客も来店が楽しくなるという心の通い合いを絵柄にした。
4番は、環境や社会に配慮した消費スタイル「ETHICAL LIFESTYLE」。家、マンション、オフィスなどの街並みをデザインして、環境や社会に配慮した生活を送ることで、持続可能な環境につなげていくイメージだ。
5番は、持続可能な環境「SUSTAINABLE ENVIRONMENT」。環境に負荷を掛けないETHICAL LIFESTYLE(エシカル ライフスタイル)によって、山や森、海や川などの自然環境を守り維持して、自然の恵みを享受することを表した。
サミットは、10年前の2009年3月3日からレジ袋を有料化している。1枚3円。また、オリジナルのエコバッグも24種類デザインして、レジ袋削減の取り組みを推進している。新たなレジ袋にもそのメッセージが込められている。