高島屋news|’19年「お中元」調査/実施意向は42%、自家用購入は40%
(株)高島屋(大阪市中央区、村田善郎社長)は、共通ポイントサービス「Ponta」を運営する(株)ロイヤリティマーケティングとお中元に関する調査を実施した。
調査した項目は8点。
第1は「今年のお中元の実施意向」。「贈る予定」は28.9%、「良いものがあれば贈ってもよい」が13.3%で、合わせて42.2%だ。自家用として購入する人も39.6%に上っている。
第2は「年代別」調査。年代別では年代が高いほど購入割合が高い。最多は60代で63.0%がお中元を贈りたいと答えている。一方で、自家用購入意向はどの年代も40%前後で、20代が40.7%と1番高い。贈答用に比べて11.7%ポイントも高かった。
第3は「商品の自家用ニーズ」。自家用で購入したい商品の1位は「洋菓子」で41.9%。2位は「アイスクリーム・ジェラート・ゼリー」37.1%、3位「和菓子」31.3%と菓子類が人気だ。4位には「ご当地グルメ」が入っていて、お取り寄せ感覚で商品を選ぶ顧客が多いこともわかった。
第4は「贈り始めたきっかけ」。1位は「日ごろの感謝を伝えたい相手ができたため」が33.9%。「結婚したため」が31.9%で2位。また、今年贈る予定の相手は「お世話になった恩師・友人など」が42.4%で1位。2位は「親・義理の親」で35.9%。
第5は「購入予定場所」。1位が「百貨店・デパートの店舗」で34.8%。2位は「総合スーパーの店舗」15.5%。また「その他ショッピングサイト」10.9%が3位だ。
第6は、購入場所の1位「百貨店・デパート」と2位「総合スーパー」を選ぶ理由。1位はともに「例年そこで購入しているから」。百貨店・デパートは「その店舗の包装紙で贈りたいから」が40.4%でブランドが支持されている。総合スーパーは送料無料や早割といった特典が挙げられている。
第7は「オンライン」を選ぶ理由。「店舗に行かず自宅で注文が完結できる」が1位、「送料無料」が2位。百貨店・デパートのオンラインを利用する人の29.7%が「包装紙で贈りたい」という理由を挙げている。
第8は「お中元のイメージ」。贈る予定の人は「季節のあいさつ」55.4%、「日ごろお世話になっている人に感謝を伝えるもの」50.2%。一方で、贈る予定のない人は、1位「日本の風習」48.0%、2位「儀礼的なもの」42.8%として贈らない理由を挙げている。