阪急阪神百貨店news|ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店として協業強化

エイチ・ツー・オーリテイリンググループの(株)阪急阪神百貨店(大阪市北区、荒木直也社長)は、WeChat(微信・ウィーチャット)を活用して便利なサービスを提供する百貨店として、中国国外初となる「ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店」に認定された。

阪急阪神百貨店は、中国でSNSアプリ「ウィーチャット」を展開する騰訊控股有限公司と連携したサービスを導入してきた。2017年に中国で人気のスマートフォン決済「WeChat Pay(ウィーチャットペイ)」を導入。2018年には、店員を介さずに注文ができる「レストランQRコードオーダー」、そして2019年には、AI(人工知能)を活用した「店内案内」、海外VIP顧客クラブの会員カードの「電子会員化」などに取り組んできた。その効果もあって、阪急阪神百貨店の免税売上高310億円のうち、中国人の割合は81%を占める。

ウィーチャットペイスマート旗艦百貨店としての認定理由は、2018年9月までに「ウィーチャットペイ」を9店に導入して、「ウィーチャットミニプログラム」を開発するなど、日本の百貨店としてはいち早く普及に取り組んできたことや、各種キャンペーンの効果、公式アカウントのフォロワー拡大が評価された。

同社では認定を記念して、7月16日(火)から9月15日(日)までの期間、ウィーチャットクーポン持参者を対象に割引キャンペーンを実施する。対象店舗は、阪急本店(阪急メンズ大阪含む)、阪神梅田本店、博多阪急、阪急メンズ東京、西宮阪急、千里阪急、川西阪急、宝塚阪急、都筑阪急。

また、7月16日(火)から阪急うめだ本店化粧品売場で「化粧品予約受取サービス」を開始する。ウィーチャットを使って事前購入、あるいは予約したお客は、エクスプレスカウンターで商品を待ち時間なく、受け取ることができる。対象となるのは15ブランド。複数ブランドを購入しても1カ所で受け取れる。

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