ユニクロnews|「川越店」が環境性能評価システムのゴールド認証を取得
(株)ユニクロ(山口県山口市、柳井正会長兼社長)が運営する「ユニクロ川越店」は、建物と敷地利用における国際的な環境性能評価システム「LEED(Leadership in Energy & Environmental Design)」の O+M(Operation and Maintenance:既存建物の運用・保守)分野において、ゴールド認証を取得した。この分野でのゴールド認証取得は、日本国内の小売店舗としては初めてのことだ。
〈ユニクロ 川越店〉
LEED認証とは、U.S. Green Building Council(米国グリーンビルディング協会)が開発・運用している、世界で最も広く利用されている建築や敷地利用についての環境性能評価システムである。米国を中心に165カ国に普及しており、認証件数は7万件を超える。水の効率的利用、エネルギーと大気、材料と資源、室内環境など、7つの評価カテゴリーにおけるスコアの合計によって認証レベルが決定される。また、対象に応じて5つの認証分類がある。
川越店に代表されるユニクロのロードサイド店は、1985年の山口県下関市への出店に始まり、その後のユニクロ店舗の原型となった店舗形態である。この形態は、現在800店を超える国内店舗の約半数を占めている。ユニクロは、ロードサイド店の出店を契機に店舗仕様の標準化を進め、高品質建材や断熱材の導入、シンプルな店舗設計を通して、耐久性とエネルギー効率の高い店づくりを行ってきた。
高効率空調機の採用から、LED照明の導入と効率的な運用による省エネルギーへの取り組み、廃棄物の分別管理、節水型トイレの採用による水資源の保全への取り組み、適切な空調・換気による空気質の維持管理などまでが、高く評価された。
■ユニクロ川越店
所在地/埼玉県川越市大字石田字八ツ島町252番地
売場面積/約730㎡(220坪)
階層/地上1階
オープン日/2014年10月10日