ダイエーnews | 子育てサポート企業として「プラチナくるみん」を10/2取得

(株)ダイエー(兵庫県神戸市、近澤靖英社長)は10月2日(水)に、厚生労働省認定「プラチナくるみん」を取得した。

「プラチナくるみん」は、次世代育成支援対策推進法に基づき、厚生労働省から子育てサポート企業として「くるみん」認定を受けた企業のうち、さらに高い水準の取り組みを実施し、一定基準を満たした場合に認定される。

ダイエーでは2007年に「くるみん」認定を取得。以降、従業員の有給休暇や男性従業員の育児休暇の取得率向上に取り組むとともに、育児・介護との両立支援制度の拡充を推進してきた。こうした取り組みが評価された。

ダイエーの取り組みは大きく4つある。第1は働き方改革の推進だ。効率的な働き方と労働時間の見える化を実施した。また店舗作業の単純化・標準化・簡素化を進めて、有給休暇や産休、育休などを取得しやすい環境を整備した。

第2はダイバーシティ推進に向けた取り組みだ。「育休後職場復帰セミナー」や「育児中社員キャリア研修」など、育児休暇中の社員の復職やキャリアアップを目的とした研修を実施した。

第3はイクボスの育成のために、管理職向けの研修や検定を定期的に実施している。厚生労働省が、部下の育児と仕事の両立を支援する管理職である「イクボス」を年1回表彰する「イクボスアワード」で、2015年に役員が特別奨励賞、2018年に従業員(店長)がグランプリを受賞している。

第4は育児・介護制度の拡充だ。結婚・育児・介護などの事由がある場合、現住居もしくは本人が選択した住居より転宅異動を伴わない働き方を選択することを可能にした。そのほか介護休職期間を延長、看護休暇の適用期間の延長、育児目的のパパ休暇や介護看護時の半日休暇などを導入している。

「プラチナくるみん」認定企業には銀行やメーカーが多いが、小売業でもイオン、イトーヨーカ堂、カスミ、ローソン、高島屋、丸井グループ、ケーズホールディングス、スギ薬局、サンドラッグ、おかやまコープ、コープながの、福井県民生活協同組合などが取得している。

 

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