ローソンnews|ロボット実装モデル構築推進タスクフォース参画

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、経済産業省および国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が設置した「ロボット実装モデル構築推進タスクフォース」に参加する。

小売業界において人手不足は深刻な問題となっている。しかし、ロボット技術の開発、導入に関して、1社では費用や規制の面で取り組みづらいことが大きな課題として挙げられていた。今回、業界を横断し、行政が主導するタスクフォースに参画することで、よりスピーディーにロボット技術の導入および実装を目指せる。

同社はこれまで、深刻化する人手不足への対応や複雑化する店舗業務の効率化を目的に、ロボットをはじめとしたデジタル技術を活用した取り組みを進めてきた。
今後はタスクフォースを通じてロボット実装モデル創出に貢献し、デジタル技術を活用した効率化をさらに推進していく。

■同社のロボット技術を活用したこれまでの取り組み

2016年12月からはパナソニック(株)と協力し、店舗のレジ作業の省力化を目的にした「レジロボ」の実証実験を実施。このレジロボットは自動的に精算と袋詰めを行う。


2018年12月には「できたてからあげクン製造ロボット」の実験を期間限定で実施。このロボットは、調理時間を5分の1に短縮し、注文後、調理して出来立てを提供する。


今年度2019年1月には(株)ZMPと協力し、慶應義塾大学湘南藤沢キャンパス内で、自律で陸上を走行する配送用ロボットによる無人配送実験を実施。

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