ファミマnews|新規加盟時の「加盟金」「開店準備手数料」廃止へ

(株)ファミリーマート(東京都港区、澤田貴司社長)は、新規加盟時の「加盟金」と「開店準備手数料」を2020年2月1日(土)から廃止することを決定した。

契約時に必要な資金300万円(別途消費税、以下同)のうち、加盟金に相当する50万円と開店準備手数料100万円を廃止する。これによって、新規に加盟する店が契約時に必要な資金は150万円と半減する。

同社では、2019年4月に加盟店支援のための「行動計画」を策定し、11月14日に「新たな加盟店支援及び本部の構造改革」を発表している。人手不足や人件費の高騰、水道光熱費の上昇などFC加盟店を取り巻く環境は厳しさを増している。また時短営業問題など世論の目も厳しい。新規加盟の際の初期投資を抑えることで、新オーナー獲得につなげていく。

しかし来年の2月1日以前に加盟したオーナーとの格差は、どう考えるのだろう。ファミリーマート本部は、この新規加盟資金の半減によって、本部の収益には影響が少ないとコメントしているが、300万円を払って加盟したオーナーには差別感が残らないとは言えない。

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