コメリnews|緑化・環境保全活動等の「コメリ緑資金」’19年度は8000万円
(株)コメリ(新潟県新潟市、捧雄一郎社長)は、1990年に「コメリ緑資金」を設立した。設立以降、毎年利益の1%相当を原資として、地域の緑化活動や環境保全事業に役立てている。2019度のコメリ緑資金は8000万円を活動原資として以下の活動を行っている。コメリ緑資金のこれまでの30年間の総額は21億7717万円となった。
この活動は現在、「公益財団法人コメリ緑育成財団」による緑化事業や農業の担い手育成活動支援事業、「NPO法人コメリ災害対策センター」による、災害時における物資供給支援活動に広がっている。
2019年度の活動は以下の通り。
1、一般公募助成ならびに地域振興事業(活動予算6800万円)
(1)コメリ出店地域の小・中・高等学校等の花壇緑化、自治会有志による花いっぱい運動、市町村の緑化事業等、公共性のある団体49件への助成。
(2)幼稚園・小学校等の緑化活動に、コメリ従業員がボランティアで参加・協力し、子どもたちと一緒に花を植える「ボランティア活動」を、全国で339 件実施。
(3)国内農業の発展と地域振興のために、コメリ本社横のコメリ農場で地域住民が参加する体験農場を実施。
2、NPO法人コメリ災害対策センター(活動予算1200万円)
災害対策に永続的に取り組む非営利組織「NPO法人コメリ災害対策センター」を、2005年9月15日に設立した。2019年8月末に発生した九州での豪雨や、9月から10月にかけて関東地方に上陸した、台風15号、台風19号への対応として、13都道府県へ緊急物資の供給を行った。また、防災啓発活動の一環として講演会の開催や防災訓練へ参加した。
コメリでは2月6日、一般公募助成先の中から16団体を集めて、助成金贈呈式、贈呈先活動報告を行う。