カインズnews|オリジナル商品の傘立て&菜箸が「iFデザイン賞」受賞

(株)カインズ(埼玉県本庄市、高家正行社長)のオリジナル商品「絡まりにくい傘立て」と「箸先がつかない菜箸」が、国際的デザイン賞「iF DESIGN AWARD 2020」のプロダクトデザイン分野で「iFデザイン賞」を受賞した。カインズは4年連続の受賞で、また昨年に引きつづき複数アイテムの受賞となった。

「iF DESIGN AWARD」は、iF International Forum Design GmbHが1953年から主催している歴史あるデザイン・コンペティション。受賞作品は「優れたデザインの証」として、国際的に認知されている。毎年20を越える国々から集まる約70名の専門家が、審査基準に基づいて選定する。2020年度はプロダクト、パッケージ、コミュニケーション、インテリア/内装、プロフェッショナルコンセプト、サービスデザイン/UX、建築の7つのデザイン分野で構成され、応募数は世界56カ国で7298点だった。

「絡まりにくい傘立て」は 2980円(税込、以下同じ)で2020年3月発売予定。

この傘立てはスチール製の円筒パーツと底受け部のパーツのみの最小限でシンプルなデザイン。底受け部をすり鉢形状にしたことで、傘の収納時に持ち手同士の間隔が広くなり、傘同士が絡まりにくく取り出しやすい仕組みになっている。また底部には吸水・乾燥機能に優れた珪藻土を使用している。

「箸先がつかない菜箸」は軽量で耐熱性に優れ、油汚れも落としやすいナイロン素材で、サイズは33cm。価格は398円で、こちらはすでに販売している。

平坦な場所に菜箸を置いたとき、箸先がつかないよう、箸の真ん中にリング状の突起を設けることで、箸先が持ち上がるようになっている。また箸頭を四角の形状にして転がりにくくしている。使い勝手が損なわれないように、リング状の突起は最小限のサイズに設計している。また清掃性への配慮のため、ワンパーツで溝のないデザインにしている。

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