ブックオフnews|日本製紙と古紙リサイクル資源の100%国内循環へ
ブックオフグループホールディングス(株)(神奈川県相模原市、堀内康隆社長)は、古紙リサイクル資源の100%国内循環を目指し、日本製紙(株)と新たなリサイクルシステムの運用を開始した。
従来、お客から無料で引き取った書籍や買取り後に売れなかった書籍は、古紙事業者に引き渡していた。それらの多くはリサイクルされるケースもあるが、多くは海外へ輸出されていた。
今後は、排出した資源物は原則として国内で再資源化する。ブックオフの指定拠点から排出された古紙は、古紙事業者を通じて、その全量が日本製紙へ納品され、国内で再資源化される。
ブックオフ公式EC買取・販売サービスである「BOOKOFF Online」の倉庫(横浜市瀬谷区)から排出される年間約8000トンの古紙からスタートし、その後は全国のBOOKOFF 店舗から排出される古紙に運用していく。
将来的には、ブックオフが排出した古紙から生まれた再生紙を、ブックオフの事業活動に活用する循環システム(クローズドループ)についても検討していく。