イオン九州news|「DBJ環境格付」「DBJ健康経営格付」で最高の格付を取得

イオン九州(株)(福岡市博多区、柴田祐司社長)は、(株)日本政策投資銀行(東京都千代田区、渡辺一社長:以下DBJ)の「DBJ環境格付」では7年連続で、「DBJ健康経営(ヘルスマネジメント)格付」では3年連続で最高ランクの格付を取得した。

  

「DBJ環境格付」および「DBJ健康経営格付」融資は、DBJが開発したスクリーニングシステム(格付システム)によって企業の環境経営度や従業員への健康配慮の取り組みを評点化する。優れた企業を選定し、得点に応じて融資条件を設定するという世界で初の融資メニューだ。

今回の格付では、それぞれ以下の3点が高く評価された。
「DBJ環境格付」の第1点は、アミノ酸生産工程で発生する発酵副生バイオマスを有効活用してCO2排出量削減に寄与する「九州力作野菜・果物」を開発し、環境配慮と九州地域の農業活性化に貢献していること。

第2点は、設備ごとのエネルギー使用量について店舗実査を行い、その結果を踏まえたうえで、設備更新や改善指導を実施していること。このハードとソフトの両面において店舗での環境負荷削減に取り組んでいること。

第3点は、地域・社会の課題や事業環境変化を踏まえ、持続的な成長を目指すうえで求められる人材像を明確化し、経営戦略で掲げる業態変容にも貢献しうる多様な能力・個性を持った人材の開発に向けて取り組んでいること。

「DBJ健康経営格付」に関して第1点は、中期計画の達成を支える組織・風土づくりとして健康経営施策を位置づけていること。管理本部長を健康経営推進責任者(CHO)とし、各事業所に健康推進担当者を配備して、健康経営を自社の成長戦略の一環として取り組んでいる。

第2点は、事業環境や社会からの要請、モラルサーベイを通じた従業員の意見を聞き取り、今後の業態変容に貢献しうる多様な能力・個性をもった人材が活躍できる環境整備に向けて、各種の施策や新制度を導入していること。

そして第3点は、「従業員と家族の健康をサポートします。そして従業員とともに地域社会の健康とハピネスを実現します」というイオン九州の健康経営宣言の実現に向けて、オーガニック商品を拡大し、福岡市と連携して店舗での健康イベントを開催するなど、本業を通じて地域の健康増進にも貢献していること。

それぞれ7年連続、3年連続という継続性と、最高ランクの格付を取得している点に意味がある。

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