U.S.M.H news|2020年度を初年度とする第2次中期経営計画の策定

ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス(株)(東京都千代田区、藤田元宏社長)は2020年度を初年度とする第2次中期経営計画を策定した。

第2次中期経営計画は、2017年度を初年度とした第1次中期経営計画を実行する中で顕在化した課題を踏まえ、事業全体を俯瞰した4つの構造改革(コスト改革、フォーマット改革、ワークスタイル改革、デジタル改革)に注力した。今後は全ての経営資源を戦略的に傾斜配分し、成長できるビジネスモデルへの変革を、スピードを持って実施していく。

1.基本方針
(1)デジタルを基盤とした構造改革を推進し、次代の礎を築く
(2)「あらゆる人に食を届ける」をめざして、協働と創発をくりかえす
(3)そのために4つの構造改革(コスト改革、フォーマット改革、ワークスタイル改革、デジタル改革)を実行する

2.重点施策およびポイント
●コスト改革
本部スリム化と店内固定作業の省力化により、直間比率を引き下げる。また、改革領域へと投資を傾斜配分する。
●フォーマット改革
新しい価値を提供し、顧客満足を追求するために、既存店舗に投資を振り向け、新フォーマットへの転換を実施する。
●ワークスタイル改革
付加価値を創造する領域へのMH(マンアワー)の配分強化を実施する。
●デジタル改革
新しい働き方に対応するスーパーマーケット(SM)基幹システムへの刷新を実施する。さらにデジタルによる新たな顧客体験を創造していく。

同社は2025年度に営業利益200億円の水準を視野に入れた成長戦略への転換を目指すため、第2次中期経営計画を改革に取組む3年間と位置付け、変化する「食」のニーズに適合した高い成長性を持った企業集団へと変革していく。

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