ローソンnews|佐藤オオキ「nendo」をパートナーにCIを大刷新

(株)ローソン(東京都品川区、竹増貞信社長)は、佐藤オオキ氏率いるデザインオフィス「nendo(ネンド)」をクリエイティブパートナーに迎えて、商品ブランドやロゴのデザインを一新するなどの取り組みを進める。

その一つとして全国のローソン店舗で4月28日(火)から順次、掲示するnendoデザインの「Social distancing」と「ENJOY HOME」のポスターがお披露目される。

二つ目は、プライベートブランド「ローソンセレクト」を、2020年春から「L basic(エル ベーシック)」「L marche(エル マルシェ)」の2つのブランドに再編する。

「L basic」は、日常使いの商品として適切なサイズや量で無駄を省き、肩肘張らない「適正品質」を目指すことをコンセプトにする。約80品目を揃える。牛乳や玉子、食パンなどの食品類にはベージュを基調にしたパッケージ、ティッシュや石鹸などの生活雑貨にはグレーを基調にしたパッケージに統一する。内容を示すシルエットのイラストだけのデザインで、商品名は日本語、英語、中国語、韓国語の4カ国語で表記する。価格や商品説明などの情報を省き、生活に馴染むシンプルなデザインとした。

「L marche」は、「L basic」以外の菓子、冷凍食品など約600品目が揃う。従来のパッケージと異なり、中身や原材料などがわかる手描きのイラストで、デザインは柔らかなイメージに仕上げられている。

三つ目は、「ナチュラルローソンブランド」「MACHI café」「からあげクン」「Uchi Café」「おにぎり屋」のブランドロゴを一新する。統一感を持たせたデザインとして、ミルク缶ロゴの「シルエット」とローソンの「L」を合わせた「Lロゴ」を導入する。


佐藤ナオキ氏は2015年、ヨーロッパ最大のインテリアデザイン見本市「メゾン・エ・オブジェ」(Maison & Objet Paris)で「デザイナー・オブ・ザ・イヤー」を受賞している。日本の小売業ではセブン&アイホールディングスの「オムニセブン」のブランディングを担当した。

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