西友news|ウォルマート財団と共同で総額約3700万円相当をNPO法人に寄付
合同会社西友(東京都北区、リオネル・デスクリー社長兼CEO)とウォルマート財団は、新型コロナウイルス感染症拡大によって多大な影響を受けた子育て家庭を支援するため、認定NPO法人「フローレンス」(東京都千代田区、駒崎弘樹代表理事) および認定NPO法人「セカンドハーベスト・ジャパン」(東京都台東区、マクジルトン・チャールズCEO) に、総額約3700万円相当の寄付を行った。
西友では、親会社であるウォルマートが掲げる「グローバル・レスポンシビリティ」という世界的な取り組みの下で、社会課題や環境問題の解決に向けて、「機会創出」「環境」「地域社会」の3つを注力分野と定め、顧客や取引先、NGOや自治体と協力して、サステナビリティ・社会貢献活動を推進している。
障害児家庭やひとり親家庭支援、子どもの貧困や虐待問題の解決などに取り組むフローレンスに対して、西友は 2011年から継続的な支援を続けている。フローレンスは新型コロナウイルス感染症拡大に伴って、医療的ケア児家庭、経済困窮家庭、ひとり親家庭など特に支援を必要とする家庭に対して緊急支援プロジェクトを立ち上げた。西友およびウォルマート財団はフローレンスに対して総額約2800万円相当の寄付金と食品寄付を実施した。
•西友
白米(2㎏)1260袋、インスタントみそ汁630袋、ふりかけ720袋を、食で家庭を支援する宅配「こども宅食」を利用している630 世帯に寄付。
運営および配送支援として100万円の寄付。
•ウォルマート財団
25万ドル(換算時の為替で約2570万円)の寄付。
新型コロナウイルス感染症拡大による学校の休校などで、ひとり親をはじめとする子育て世帯の食費負担がさらに増大している状況を受けて、4月からフードバンクを運営するセカンドハーベスト・ジャパンへも緊急の食糧支援を実施した。
•西友
白米約14トン、卵6000ケース、牛乳6000本、インスタントみそ汁約1万袋などの食品を寄付。
■認定NPO法人 フローレンス
「みんなで子どもたちを抱きしめ、子育てとともに何でも挑戦でき、いろんな家族の笑顔があふれる社会」を目指すというビジョンのもと2004年に設立された。「親子の笑顔をさまたげる社会問題」を、事業を通して解決することをミッションに病児保育事業、小規模保育事業、障害児保育事業、赤ちゃん縁組事業などを展開している。
■セカンドハーベスト・ジャパン
日本初のフードバンク団体として2002年に活動を開始した。フードバンク活動は1967年に米国アリゾナ州で始まった。賞味期限内であるにもかかわらず、包装の不具合や賞味期限が迫っている、季節商品であるなどの理由から、食品企業や量販店、輸入業者、卸業者、農家などが市場に流通できない食品を、支援を必要としている福祉施設や生活困窮者に再配布する活動である。