フジnews|フジ・アグリフーズ、新本社流通センター9月稼働
(株)フジ(愛媛県松山市、山口普社長兼COO)グループの仲卸業者(株)フジ・アグリフーズ(愛媛県松山市、河野俊之社長)は、8月1日(土)に老朽化した旧本社流通センターをの建て替えを完了し、新本社流通センターの9月の本格稼働に向けて、順次稼働を開始している。
フジ・アグリフーズでは仕入れた商品をフジやフードサービス業を展開する(株)フジファミリーフーズといったグループ企業に、あるいは松山市内の学校給食、飲食店に提供している。同社では新本社センターの稼働で、コールドチェーン体制の整備による品質の向上と、新規設備を用いた加工量増加による販売力強化をっていく。
本社流通センターでは、入荷から出荷までの定温品質保管と商品特性に応じた2℃~15℃の温度帯による鮮度管理を行うために、冷蔵設備と気化式加湿器を整備した。これにより葉物野菜を中心とした商品の鮮度維持向上が図られる。
またトラックバースでもコールドチェーンが途切れないよう保冷車対応のドッグシェルターを完備している。さらにHACCPの考え方を取り入れた衛生管理のもと、自動包装機(シュリンク包装・ピロー包装対応)を導入している。これによりフジ店頭での加工作業量の削減が図られる。
バイオ式生ごみ処理機を導入し環境に配慮した最新センターにした。
■フジ・アグリフーズ本社流通センター
所在地/愛媛県松山市久万ノ台384番地1(松山市中央卸売市場正門前)
延床面積/1階2435.87㎡(738坪)、2階2067.77㎡(627坪)の計4503.64㎡(1365坪)