ロック・フィールドnews|10/8静岡ファクトリーの第4棟竣工/投資額40億円
(株)ロック・フィールド(兵庫県神戸市、古塚孝志社長)は10月8日、静岡ファクトリー(静岡県磐田市)の第4棟を竣工した。素材の力を最大限に引き出した競争力のある商品の創造と現状比1.5倍の生産能力の増強を目指す。
静岡ファクトリーの第4棟は、環境配慮型ファクトリーの進化と将来の事業計画拡大に向けた生産能力の向上を目的として竣工される。
1991年の第1棟の竣工から周辺環境との調和を考え、緑化を推進してきた。2000年の第2棟竣工からは環境に配慮したファクトリーを標榜し、生産で使用した水を風力エネルギーで浄化した後、ビオトープに循環させ、より自然に近い状態にもどす取り組みを行ってきた。また、2008年10月にはゼロエミッションを達成するなど、継続的に環境に対する取り組みを進めている。さらに、持続可能な社会の実現に向けて、新たに太陽光発電設備の新設と風力発電設備のリニューアルを行う。
昨今の女性の社会進出や共働き世帯の増加に加え、コロナ禍における急激なライフスタイルの変化によって、家庭における惣菜の存在感が増し、中食への期待がますます大きくなっている。そのため、静岡ファクトリー第4棟を増設し、より品質の高いサラダ、新しい価値をもったサラダの提案を通して、顧客の豊かなライフスタイルの創造に貢献していく。
■静岡ファクトリー第4棟 計画概要
所在地/静岡県磐田市下野部2280
施設内容/サラダを中心とした惣菜工場
階数/地上2階
建築面積/4160㎡(1260坪)
延床面積/7965㎡(2413坪)
工期/2019年4月~2020年9月
竣工/2020年10月8日
投資額/約40億円
再生可能エネルギー発電能力/風力発電:600Kw(旧設備能力比200%) 太陽光発電:138Kw