ファーストリテイリングnews|「J Brand」のビジネスモデル見直し直販体制へ

(株)ファーストリテイリング(山口県山口市、柳井正会長兼社長)は、プレミアムデニムブランド「J Brand」のビジネスモデルを戦略的に見直す。2021年夏のコレクション以降、販路をファーストリテイリンググループでの直接販売に集約していく。

J Brandは2005年に誕生した、プレミアム・デニムを中心とする、米国ロサンゼルス発のブランド。素材へのこだわり、美しいシルエット、フィット感の良さに定評があり、米国を中心に世界20カ国以上で2000 以上の有名百貨店、セレクトショップで販売を展開している。

2016年に米国カリフォルニア州ロサンゼルスに開設したジーンズ研究開発施設「ジーンズイノベーションセンター」は引き続き、次世代デニムの開発に取り組み、今後のファーストリテイリンググループのグローバルなデニム生産体制をサポートしていく。

またJ Brandの人員については、改革を進めるなかで、必要に応じて見直していく。

ファーストリテイリング グループ上席執行役員の柳井一海J Brand会長は、「市場環境は厳しさを増しているが、今回の戦略的転換によって、J Brandは再び活力にあふれるブランドの姿を取り戻す。ファーストリテイリンググループが大切にするLifeWearのコンセプトは、J Brandが今後、商品づくりを進める上で、これまで以上に重要になる」と述べている。

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